2009年12月5日土曜日

Skeleton Arduino


Metaboard(USB直結のArduinoクローン)を空中配線で製作した。
scltn_arduino_648 scltn_arduino_648
 

scltn_arduino scltn_arduino scltn_arduino scltn_arduinoscltn_arduino scltn_arduino scltn_arduino scltn_arduino
scltn_arduino scltn_arduino
Slideshow

MTM04で展示しました。コレを見たみなさんの『ニコッ』とされる笑顔がとてもステキでした。 ご来訪ありがとうございました。
ご覧いただいた方から色々質問などががありました。

2009年5月19日火曜日

One-Chip Arduino ver. 2.0

USBインターフェースを搭載しArduino IDE からスケッチを直接書き込める One-chip Arduino ver. 2.0を作成した。

  • 今度のOne-chip Arduino ver. 2.0は小さな基板の上に回路を組んでDIPパッケージの上に搭載した。
    小さなユニバーサル基板に回路を組むアイデアは「ジャンク宿」のtokoyaさんのthinduinoを模倣させていただいた。
  • Ver. 2.0 の最大の特徴は,USBに直結してArduino IDE からスケッチを書き込めることである。外付け USB-Serial コンバータは必要無い。
    しかし,USB-Serial コンバータチップなどは搭載していない,ソフトウェアでUSBインタフェースを実現しているのだ。
    METALABMETABOARDの回路からコネクタなどの部品を削除してArduinoとして動作させる最小限の部品構成とした。
    ファームウェアはUSBaspLoaderを用いる。
  • 例によって,ICSPコネクタを搭載できなかったのでブートローダはブレッドボードに差して書き込む。

ノーマルのUSB-Bソケットはデカすぎるので面実装のmini-Bを搭載したのも作ってある。しかし,小ぎれいまとまってO'Baka的には面白くない… と言うことで掲載は後日に


下のビデオはサンプルスケッチ Blink のDelayを変えてアップロード・実行している様子だ。


ブレッドボード上で動作試験を行なっているOne-chip Arduino ver. 2.0のプロトタイプだ。ここではmini-Bを使っている。

こいつは,所謂「ソフトUSB」を使っている。セラロックは精度が悪いので「セラロックを使った回路ではソフトUSBは困難」と言われているが,精度の良いセラロックを使えば大丈夫だ。こちらの「USB直結Arduino互換ボード」を参照いただきたい。

2009年4月30日木曜日

Diecimila Duemilanove の地理学的考察


今回は工作系ではないおバカプロジェクトだ。
Arduino DiecimilaやDuemilanoveのハンダ面にシルク印刷されているイタリアの地図に配線パターンのビアが重なっている。これを見ていると都市を示すマークのようにも見える。
…と,言うことでこのビアがどこの都市を示しているのかを調べた。

調べ方は次のとおりだ。

  1. Google-Mapでイタリア全土の地図を表示させて画面キャプチャでコピーする
  2. Diecimila Duemilanoveのシルク印刷イタリア地図をデジカメで撮影する。
  3. キャプチャしたGoogle地図をフォトショップに取り込む
  4. デジカメで撮ったシルク印刷イタリア地図を重ねて,拡大・縮小・回転・パース等を調整して海岸線をマッチングさせる
  5. ビアの中央付近にある都市を特定する

Duemilanoveのシルク印刷地図をGoogle-mapに重ねた。

 


下の写真左がDiecimila,右がDuemilanoveだ。クリックして大きく表示しビアが指し示すと思われる都市名をご覧いただきたい
 

2009年1月5日月曜日

One Chip Arduino

フツーの部品を使って「ワンチップarduino」を作って見た。

  • ATmega88 のDIPパッケージの上にLilyPad arduinoの回路を実装した。D13のLEDもある。 さすがにICSPピンヘッダを置くスペースは無いので載せていない。製作費は500円未満だ。
  • タクトスイッチだけ瞬間接着剤でDIPパッケージに接着している。他の部品はリード線をATmega88チップのピンにはんだ付けして保持している。
  • ブートローダは bird.dip.jpさんのATmega88用ソースをクロック8MHzでリビルドした。ブートローダはブレッドボードに差して書き込む。
  • スケッチの書込みは秋月のUSBシリアル変換モジュールを利用する。 変換モジュールを載せてTXD,RXD,DTR,+5V,GNDを引き出す簡単な基板も作成した。

紹介ビデオ

LCDとRTCをつないで液晶時計を作ってみた。ブレッドボードにはまだ余裕がある。

Arduino Diecimila に載せた One Chip Arduino

最初は冗談で作ったワンチップarduinoだが実装面積が小さくてブレッドボードで使うのに重宝している。 エポキシ樹脂でモールドすればカッコ良くなると思う。
ATmega168を使って16Mhzセラミックレゾネータを載せればワンチップarduino diecimila(USB-Serial無し)も作成可能だ。ブートローダやArduino-IDEをあれこれ改変編集する必要も無いので,One Chip Arduinoの製作を試みる(酔狂な)人にはこちらの方をお勧めする。

実は…ワンチップArduinoより,並行して作った秋月USBシリアル変換モジュールを載せる基板の方が便利だったりする。 CTS,DSR,DCD,RIの制御線も引っ張り出しているので FTDI BitBang AVRライタにもなる。だが,O'Baka Project なのに便利なモノを作ってどうする>自分